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フタタビ

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というワケで、行ってきましたマレーシアはまたもやペナン島。正直気分はかなり重たかったですが、まあこれも何かの定め。ちょっくら行って来るか!片道20時間程度かかるが。

そもそも何故わざわざそんなトコまで行かなければならないかというと、ペナンにあるタイ領事館が比較的ユルい審査でVISAを発行してくれるという耳寄り情報に因ります。
とりあえず、バンコク中心部から少々はずれたピンクラオにあるサイターイ・マイ(南部行きバスターミナル)へ市内バスで赴きチケットを購入、時間が遅い事もあってか一時間少々待たされた後、とりあえずバスは出発します。この場での行き先は前回と同じく、タイ南部最大の商業都市であるハジャイ。
余談ではありますが、タイ最南部では仏教徒よりもイスラム教徒が多く、もっぱら宗教的な対立から独立分権を求めて紛争が起きております。テロニモマケズ クーデターニモマケズ サウイフモノニ…出来ればわたしはなりたくない。さあ、気を取り直してレッツラゴー。

ハジャイに着いてミニバスを手配して後、待ち時間が一時間半程度あったので一路コンビニへ。マレーシアは国教がイスラムなので酒類が割高。なので今のうちに呑んでおこうと、我ながらなんとも庶民派な算段。ビールと駄菓子のようなものを購入し、イスラム圏であるタイ南部で昼間っからチケット代理店の真ん前で椅子に陣取り缶を呷るわたしの姿は、今考えたらひょっとすると絶好のテロ標的になりえたのかもしれないね(他人事)。
途中、タイ出国の際に前回入国時のスタンプ押し間違い(イミグレ職員のケアレスミス)により20分程度の足止めは喰らったものの、他には特別なトピックもないままペナンに到着。定宿となっている中華系ムスリムの兄弟が経営する某安宿にて宿泊の旨を告げると宿の当番のオッサン曰く、”この部屋、他の客には30リンギット(約1000円)で貸し出しているんだけど、キミは特別に25リンギットでいいよ”と、真偽の程が良く分からないもてなしを受け、まあいつも通りにチェックイン。
おそらく標準的には、ペナンといえば中華食なのかとは思いますが、こう何度も来ていると流石に同じものばかり喰うワケにもいかないし、加味して前回マラッカで安宿のおっさんに連れられて食したROTI CANAI(薄くてモチモチしたクレープのようなもの。小皿に盛られたカレーをつけて食べる。インド食)に何となくハマっていたのもあって、今回は若干趣向を変えインド食を求めもっぱらインド人街を彷徨ってみる事に。しかしまあ、この日は長時間の移動による疲れで、そんなに散策する事も無く眠りにつきました。電気をつけっぱなしで。

翌日、宿のオッサンにVISA取得代行を依頼。すると、現状ではシングルVISAのみ取得可能であるという説明。って事は、60日もしくは30日間延長して90日後には、また遠路はるばる来なきゃいけねえのかよ。。。マンドクセ。
しかし取得するかしないかという二者択一の問いに対しては、ここまで来といて今更VOA(ビザ・オン・アライバル。30日間滞在可の到着VISA)のみでタイ国内に帰国、とかだともうワケが分かんないので、というかそもそもVOA目当てであれば、こんなはるばるマレーシアまで来ないまでももう少し近距離なミャンマーやカンボジアやラオスなどがあるのであって、まあこの際シングルだろうがしょうがない、代行依頼をしましたよ。料金はVISA申請代金と代行手数料しめて110リンギット。記入用紙に必要事項を記入し、海外での唯一の身分証明書であるパスポートをオヤジに託します。ちなみに彼の身なりは、基本スタイル上半身裸に短パン一丁。ルックス的には心もとないですが、今は信じて待つことにしましょう。
で、申請代行をしてしまうと、後は基本何もする事が無い。観光?いやいや、もう何度も来ているし今更…しかしマジで他に何もする事が無いので、とりあえず散策などをメインで歩き回ってみました。久しく行っていなかった、ペナン中央市場の二階にあるマレー食堂で、皿に盛られたゴハンの上に適当に目に付いたおかずを乗せるというローカルスタイルでの食事の後、特に行くところも無いのでKOMTARと呼ばれるショッピングセンターを散策した後、海岸近くにあるFort Cornwallis沿いの遊歩道で、たまたまデジタルオーディオに入っていたAntonio Carlos Jobimの"Wave"というアルバムを聴きながら一人、塀の上に胡坐をかいてアンダマン海を眺めていたりしたのだけれど、シチュエーションが出来上がりすぎていたのが災いしたのか僅か5曲目の"Triste"あたり(つまり約20分)で席を立ち、腹も減ってきたのでインド人街へ。

…そういえば、道中かなりのヒマになる事を予見して持参のデジタルオーディオに、自宅PCから適当に曲を入れていったんですが、振り返ってみるに今回メインのBGMが自分自身よく分からんが終始プリンスでした。そう、あの変態っぽい人。何故か。プリンス、つまり王子。よもやスルタン(マレー語で王様)とは然程の関係が無いとは推測しておりますが、更に間違えて、どういうワケだか経緯不明に自宅PCのHDDに入っていたこの人の画像(↓)とも、サッパリ関係が無いものであって欲しいと願う今日この頃。
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チャート構成…プリンス(王子)→スルタン(王様)→ZOLTAN(上記の人)

ハナシは前後しますが、ノンビリ人気が無い倉庫街などを抜けると、白々しく"WELCOME TO LITTLE INDIA!!"とか書いてある垂れ幕が風にたなびき、そんなのをくぐってインド人街へ入国。昨日来た時は流石に疲れがあった為か然程気にも留めなかったんですが、改めて身を置くとなかなか臨場感あふれるインドっぽさ。香辛料やサリー、金や宝石などを扱う店の合間を埋めるように、インドレストランが軒を連ねておりました。で、全体としてはなかなかの騒音。日本でもお馴染みの、あのインドっぽい音楽です。で、元を辿ってみると、インド映画のDVDやらVCDやらを売っている店々が並んでいて、ボリウッドの興奮を求めて居ても立ってもいられず(実際にはヒマ潰しの冷やかし9割)店内内部へ入ったりしたものの、一般的に日本人でインド映画に精通している人の絶対比率はそんなに多くないのではないかと勝手に思っているんですが、ご多分に漏れずボク自身もそんな中の一人。パケ写だけでは映画の内容はサッパリ分からず悔し涙を飲んだような飲まなかったような。
良く見ると、大体のビデオ屋の店先にはワゴンセールの、多分ベタ扱いされているものと思われるVCDがぞんざいに積まれていて、手に取って物色しているとやはり声を掛けてきたインド人店員。ので、"コレって英語の字幕とかあったりします?"と訊いてみたが答えはNO。店員であるオッサン曰く、これらの映画はインド公用語であるヒンドゥー語のものではなく、ほぼ全てがタミル語のもので全編英語字幕なんぞないのじゃよ。ちなみにヒンドゥー語の映画なら店内にあるのだが。どうじゃ、そっちも物色なぞしてみては如何かね?との事。ので"じゃあもう少しこの界隈含め物色してみます。どうも親切にありがとうおじいさん!"みたいな事を言って煙に巻き、交差点の角で細々と営業していた屋台にてサモサ(インド式揚げ餃子のようなもの)を買い込んで同じく路上経営のチャイ屋台に持ち込み、向かいにあったヒンドゥー寺院に訪れる参拝客を眺めながら早めのディナー。で、他にする事も無いので宿に戻り、コンビニで買ったミネラルウォーターを飲みながらマレーシアのFM放送なんぞをボンヤリ聴いていたのだが、約3時間ほど経って言わんこっちゃ無い、小腹が空いてきたような気がしたので外出、ペナンに来る度毎度毎度喰っている水餃子屋台にでも行こうと思い中華屋台街をフラフラ歩いていると、何やら道路の中途半端な場所に停めた原付にまたがり白ワイシャツの胸ポケットを探っているインド系男性に遭遇。あんまり関わりたくはねぇな、とか思いつつ横を過ぎようとしながらも目が合ってしまった瞬間、カタコトの英語で"すまないがライターを持っているかな。貸して欲しいのだけど"と声を掛けてきやがったので、普通に貸してやると"どこから来たんだい?"と極めて胡散臭い流れ。ウゼェなコイツ、などと思いながらも其処の通りはメインストリートから一本ばかり外れており、あまり人影も多くない。最悪何かあったら殴り飛ばす程度の心構えだけはしておいて、完全に不自然な挙動で"どうだい?コッチに腰掛けて少し話そうよ"などとぬかしている件のインド系男性にしょうがなく付き合う事に。
でハナシをしてみるも、インド系男(以下"印")「…で、キミはどこから来たんだい?」、オレ「埼玉というところなんだが、東京の近くだよ。通勤にも便利なベッドタウンさ」、印「へえ、そうなんだ。実はボクの友達が大阪に居るんだよ。昔は日本人の彼女がいたんだ。もう終わっちゃったけどね」、オレ「そうなんだ。それはなんともコメントしずらいね」、印「まあね。ところでキミはどこから来たんだい?」、オレ「は?いやいや、だから東京の近くの埼玉というところなんだけど…」と終始こんな感じで、テメェから会話を望んだクセに会話内容が破綻している、という非常に面倒臭い状況。流石にこれだけトーク下手なのだから詐欺師の類では無いのだろうが、一度ガードを下げると際限無く厚かましく接してきそうな確信があったので、適当にあしらおうとトーク内容を終息させようと尽力したのだが、そもそもコッチが言っている内容の3~4割程度しか相手が理解してない為、その後も財布の中から"コレ、ボクの携帯番号とメールアドレス。いつでも連絡してよ。ところでキミの番号は?"とチラシだか伝票のウラにメモ書きされた用紙を押し付けてきたり、"ビールは呑まないの?じゃあ、そこでコーヒーでも飲みに行こうよ。奢るから"としつこい。ていうかオマエ、なんでそんなメモ書きをいつも財布に忍ばせておく必要があるんだよ!
そんなんで、30分ほど彼曰くの"歓談"につき合わされ、これ以上の追跡をかわす意味もあって経路撹乱というかあれこれ相当な回り道をしてようやく件の水餃子屋台に辿り着き、いつものようにおばちゃんに"水餃子4つ!1リンギット60セントだよね?"と駆け込むもおばちゃん、何故だか申し訳なさそうな表情。何だかおばちゃんに釣られボクも、とりあえず悲しい気持ちになり実情はサッパリ分からないが身をよじって我が子を失った母親のように泣き崩れようとした刹那、当のおばちゃんから一言、"…もう今日は終わっちゃったんだよ。ゴメンね"という閉店のお知らせ。嗚呼、なるほどなるほど。そういう事情であれば仕方ない。というか遅く来た自分が悪いんだし、そんなの全然構わないですよおばちゃん(精一杯の笑顔で)。
さて、人間という生き物はこれでなかなか身勝手なもので、手に入る予定のものが急に手に入らなくなると無性にイライラしたりとかしますわな。自分の場合ですと、ペナンの路上で力いっぱい拳を握り、爪が食い込んだ掌から血を流しつつ夜空を見上げて"あのインド野郎め…"と、やはり血涙を流しつつリトルインディア方面に呪詛の念を送ったり送ってなかったりしたものの、とは言え所詮は食の問題。今の時代、余程の極地に行かない事には基本便利な世の中になっているのであって、ここマレーシアでも右斜め後方を見れば、50mほど先にセブンイレブンがあったりします。で、そういえばマレーシアのカップヌードルってちゃんと食べた事がないねと思い立ち、踵を返しメジャーどころと思しき商品を購入。店内でお湯を入れようと給湯口に向かうと"故障中!"の張り紙がしてあり、仕方ないので宿に戻って、面倒臭がる当番のおっさんになんとかお湯を貸してもらい、部屋で食べたりしてました。
で、この部屋なんですがここの宿には珍しく、ベッド脇に結構大きな鏡台があり、その鏡に映る"満足に窓も無い部屋でズルズルとカップラーメンを啜っている自分"を何となく眺めつつ思ったのだけど、そういえば確かペナンってワリと名の知れたリゾート地だったような…?その一般概念が仮に間違えていなければ、鏡に映るこの光景は完全にそれとは逆行してるよね(やはり他人事)。そんな一日のアレコレを何となく反芻しながら、この日は就寝。
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参考画像…リゾート地の安宿でカップヌードルを啜る日本人'07


…翌日は、問題が無ければ無事にVISA取得済みのパスポートが手元に戻り、遅くとも16時ごろにはハジャイ行きのミニバスに乗りタイへ帰国する予定。というか、仮に無事に帰国できないと思うと発狂しそうになるほど此処ペナンでのオレは退屈しまくり千代子(死語)。他民族国家であるマレーシアの、諸文化入り混じりのモザイク模様はなかなか興味深いものの、タイと比べると物価が大体1.5倍から2倍。それに加味してペナン来訪はもう4度目。。。次回VISAを取得する時には別の場所に行こう…と心の底から思います。結構切実です。
しかし今ある現状に立ち向かう為、というかそんな状況に順応する為"もしも取得が出来なかったら…"みたいなイメージは妄想と断定、表面上は極めて朗らかに宿近くの屋台にてROTI CANAIとレモンティーをブランチとして嗜み、先日も行ったKOMTARに再度向かう。目当ての品は、何故かタイ国内ではあまり見かける事の無い携帯ストラップと、友人へのお土産として何かそれっぽいものの購入。
まずはKOMTAR地下にあるスーパーを物色してみて、昨晩の遺恨がそうさせたのか目に付いたのはカップヌードル売り場。極力見栄えが良く、尚且つ味のバリエーションが豊富なブランドのものを数種類買い込み、ハイお土産終了。我ながらの手抜き突貫ぶりに、何故だか姉歯元建築士の顔が浮かんだりしましたが、その辺は自分自身へのマインドコントロールで難なく処理。余談ですが、意味も無くシャンプー売り場辺りをフラフラしていた際、なんだか耳に入ってきた聞き慣れたメロディー。はて?と耳を澄ましてみると、それは店内BGMに流れていたサザンオールスターズの"真夏の果実"の中国語バージョンらしきである事が判明。急いで手元のデジタルオーディオで録音したりしましたが、あまりクリアーには録れませんでした。が、欲しい人は言って頂ければメール添付で送ります。一見、善意のようですが実は悪意です。

時間が有り余っていたので他のフロアーなどもブラブラし、携帯ストラップが売られている店の場所をチェックしつつ最上階近くの本屋にて立ち読みを敢行。少し前にタイ国内でNOKIAの携帯を購入したのもあって、マレーシアでの携帯販売価格の相場が気になったのでそれっぽい雑誌を手に取り、文学の世界に没入します。結果、大して価格帯は変わらず(というかタイ国内の方が若干安い)、今後でてくる各メーカーのニューラインナップ機種のスペック比較などの記事を読んでたりしたのだけど、やはり携帯事情などというのは各国そんなに違いは無いのだなと思わせたのが、諸々トピックの間の挟まれる広告スペース。日本のような感じで出会い系っぽい広告が多数あったのだが、そのなかのイチ広告に紹介されていた中華系マレーシア女性"KL在住、黄さん"のプロフ写真が紛れも無く小倉優子でした。コリン星出身、KL在住で職場は日本。素敵なプロフですね!
携帯雑誌の他にも、少しだけ興味が湧いたタミル語の、幼児向けテキストとかは果たして無いものかと書店内をウロウロ探してみたのだけれど結局見つからず、代わりに見つかった中華系の"幼児向け漢詩古語の絵本"は内容が難しすぎてパス。マレー語の辞書も持ち合わせが然程無かった為見送り、結構いい時間になっていたので携帯ストラップを物色しにアクセサリーショップへ。
日本で売っているようなストラップが豊富に多数、そうそうこういうのが欲しかったんだよと値札も確認せずにレジに持ち込み、店員さん曰くストラップ2本の価格が6リンギット。おや?
比較参考として先ほど頂いたROTI CANAIとアイスティーの料金、しめて2リンギット80セント。比して妙に高く感じるが、レジまで持っていった手前"あ、というのは冗談で…"と売り場に戻すのも恥ずかしい。ので仕方なく購入し、下りのエスカレーター上で複雑な感情含みで封をあけると、確かに"NOKIA"というロゴは刻まれているものの全体的に作りが雑。総評、見事にバッタモンでした。
おめでとう自分。
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・パチものストラップ。NOKIAの刻印を爪でこするとボロボロ落ちる。
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・お土産カップヌードル。カレー味、チキンと玉ねぎ炒め味、チキンスープ味の三種。


宿への帰りがけに、界隈で人気のかき氷屋台でチェンドル(かき氷の豪華版の一種)を食して一時的に体温を下げたものの、直射日光の下、宿に向かい再び歩き始めるとジリジリと上がり始めるあら熱。そんなんで若干イライラしていると不意に後ろから"おお!フレンド!!!"の声。振り返ると昨晩のインド野郎が原付にまたがりヘラヘラ笑って居る。"おお!インド野郎!!!"とは流石に言わなかったものの、今回もやはり"ちょっと近くでコーヒーでも飲みに行こうよ!"などと鬱陶しさフルスロットル。まったくもって何という素晴らしいタイミングで現れるのだろう。この男は。適当な理由をつけ適当にあしらい、最終的に体温が更に急上昇する難は逃れたものの、脳裏に浮かぶ"NO MORE PENANG"の文字。
で宿に戻ると、宿の主人であろうと思われる中華ムスリムの長兄がお出迎え。VISAは?と訊くと柄にも無くオタオタしながら"ちょっと領事館が込んでいるようで、もう少し時間がかかりそうだよ朋友"みたいな事を言っている。で、オレまでオタオタしてもまるで意味は無いのでロビーに置いてあった中国語版のファッション雑誌を手に取り悠然と(表面上は)構えていると、更に柄にも無く"中国茶は好きかい朋友?"みたいな感じでお茶を淹れてくれる。ので"ああ、どうもありがとう。こういう時は「謝謝」で良かったですよね?"とか水を向けても、"え?うん、そうそう。そんな感じ…"とイマイチ歯車が噛み合わない。ので一層オレも内心で動揺、そして脳内で巨大化する"ペナンでもう一泊"の文字、震える手でお茶を飲もうとして結果衣服にお茶をこぼしたりしつつ、まんじりともしないまま待った40分間。その間にもおっさんはスタッフと思われる人物に何度も電話。マレー語と中国語なので判然とは分からないのだが、"…どうなってる?だから名前はタ・カ・ヒ・ロ・だよ!そうそう。とりあえず急いでね。え!?分かってるよ。ああ、サンキューサンキュー"みたいな会話が交わされてて、心細い事この上ない。
…結果的には20分ほど遅れたものの、無事にVISA付きパスポートも手元に戻り全ては杞憂(取り越し苦労をする材料は充分すぎる程には揃っていたが)。ミニバスに乗り、イミグレーションを通過時にも今回に至っては職員によるケアレスミスも無く、ハジャイのバスターミナルにて、前回のように胡散臭いチケットエージェンシーでバンコク行きのバスを手配するのではなくて、ターミナル内の国営チケットカウンターで手配したので帰路、警察や軍隊に停められる事も無く、無事に帰ってきたバンコクではありましたが何しろ退屈で尚且つ疲れた。次回は別の場所でVISA更新をします。当面しばらくは滞在したくない場所。それはペナン。マラッカがやけに恋しいです。


長文読了ご苦労様でした。以上、一個人の決意表明でした。それではごきげんよう。

by shallwegoout | 2007-02-15 20:34 | 小旅行  

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